ラナベジをやらない本当の理由
それは、
高い高い壁
なのかもしれない
私は、
そんな強くなかった
耐えられなかった
「デカいな~」という言葉に
「足 デカっ!」という言葉に
「筋肉質だな~」という言葉に
「声がもっと女らしければね~」という言葉に
「声は男じゃん!」という言葉に
「豊胸はしないんだ!」という言葉に
まだまだ
こんなもんじゃない
どれもこれも
事実だし
自分の中では
その事実をしっかりと
受け止めている
つもりだった
しかし
他人から
言われると
なぜか
どうしようもない
悲しみと怒りと落胆と
言葉で言い表すことのできない
とてもとても複雑な感情が
自分の中でうごめき
自分自身を制御できない状態となってしまう
でも
それだけじゃない
ひとつのお店を切り盛りするということ
ビジネスになると
どうしても
どうしても
厳しく男目線になってしまう
それはずっとずっと
男で仕事をしてきたから
私はいつも使われる立場ではなく
使う立場だったから
事業家の父を持ち
常にビジネス的に
厳しい目線で
人を見て
仕事を見て
ラナベジをやることで
毎朝 鏡を覗くたびに
男らしい厳しい表情に
なっていくのが
自分で見てわかるのよ
いろんな場面で
アリスの夫としての
役目を自然と求められ
私とアリスは対等なのに
どっちでも同じなのに
別に逃げているわけじゃない
アリスを私以下に見ないで欲しい
そういう意味
様々な人のアリスへの対応を見ていて
とても腹が立ってしょうがない
みんなアリスをバカにしている
おまえらなんかより
アリスはよっぽど賢い
否
あの子は天才なのよ
私が認める天才女子
凡人にはわかるまい
私がバカにされるのはかまわない
アリスをバカにするんじゃない
おまえらなんか
足元にも及ばない
高貴で頭の良いステキな女性なんだから
ラナベジをやっている間
いろんなことがあって
精神的に無理があって
それがラナベジをやらなくなった
本当の理由
私たちには
正直なところ無理だった
アリスも私も
プライドが高すぎる
だから
私たちは自分たちを
解放してあげようと思う
それが結論
誰かに責任があるわけじゃない
東松山で私たちが飲食店をやること
それがそもそもの間違いであったということ
私は自分が強いつもりでいた
でもそうじゃなかった
それだけのこと
いずれ
そう遠くない未来に
アリスとラナは
ふたりの
聖地を求めて
新たな旅に出ると思う
どこへ行くにしても
私のこの感情的な問題はなくならないであろう
それを承知の上で
新天地を求める
行動を共にしたいという人も
アリス以外にはいないし
アリス以外の人と
イベントなどの企画・開催を試みたものの
結局は無難なところに落ち着かせようとする
新たな試み、冒険心のなさに驚くばかりであった
それと子供に媚を売る大人たちの滑稽さ
別にバカにしているわけじゃない
単に私が求めているものとはかなりの隔たりがあったということ
ただそれだけ
だから新天地を探す
南国のこんなホテルで働いているかもしれないし
結局行き着く先は
天国か、地獄か
そんなオチかもしれないが
行動しないよりはマシ
話はところどころ脱線してしまったかもしれない
ラナベジをやらないという本当の理由とは
男である必要性が多すぎるということ
それによって
表情・振舞・肉体が男性的になってしまう
という事実
それは黙って見過ごせない事実
私にとっては最も重要で優先して対処しなければ
いつ命を断ってもおかしかくなかったということ
おそらくアリスがいなければ
何の躊躇もなく
その道を選んでいたことであろう
いまようやくその危機は脱したと思う
だからここに書ける
いつ何があるかわからない
だから はっきりと言いたいことは言う
やりたいことはやる
そうやって生きると決めた
もしかしたら、日本の各地で、またいつかラナのこんな姿↓↓を目撃する人がいるかも・・・ね。まあ 期待せずにぼんやりとお待ちくださればと思います。
【閉店のお知らせ】
Lana Vege Table は、2015年7月31日を最後に閉店いたしました。
短い間の営業でしたが、多くのお客様にお越しいただきありがとうございました。
いろいろと思うところがありまして、もう少し様々な面で考えたいことや勉強したいことがあり、しばらく見聞を広めるための活動をすることにいたしました。一時長期休業といった気持ちでの閉店でございます。
今後、いつどんな形で再開するかは未定でございますが、いつの日かまたみなさまと有意義に集えるような空間を作ってみたいと思っております。
その時まで、みなさまとの再会を楽しみにしながら暫しのお別れでございます。
このブログは、このまま継続していきます。たまにアリスとラナの近況や様々な視点での情報を提供していきます。
これからも どうぞよろしくお願いいたします。